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2 レタス水耕栽培試験区肥料pH推移(pH)
2 レタス水耕栽培試験区肥料pH推移(pH)

①:肥料pH推移
各試験区を比較すると、非投与区C(以下C)より、アウレオバシジウム培養液を配合した投与区A(以下A)と投与区B(以下B)のほうが常にpHが高かった。また、各投与区いずれにおいても、時間がたつと共にpHが若干上昇する傾向が見られた。
試験開始時点でのpHは投与区であるA、B、非投与区であるCいずれも6.0前後であり、アウレオバシジウム培養液投与区で栽培することで、レタスの成長に伴い何等かの代謝物が溶出し、pHが高めになっていると考えられた。

②:発育状況(写真)
レタスの発育状況

見た目の成長を比較すると葉の長さや葉の多さから成長が良い順にB→A→Cとなった。
AとBは葉が多く茎も太くてしっかりしていた。特にBは葉の量が最も多く成長が一番良かった。
CはAやBと比較して葉が小さく少ない上、茎も細めであった。このことから、アウレオバシジウム培養液入りの肥料は、レタスの葉の発達に寄与することが考えられた。

③:レタス収穫後測定結果
レタス収穫後測定結果 ミニトマトは実の数が30%増