研究開発
アウレオサイエンス > 研究開発 > 乳用牛への影響1-7



●定量試験で検出された菌
表10 投与群の投与開始時の乳汁中微生物数
表10 投与群の投与開始時の乳汁中微生物数
好気性細菌が検出される一般生菌試験では、投与群1が4.5×107CFU/mLであり、他の群の104~105レベルより群を抜いて多かった。
また、嫌気性菌である腸球菌は、投与群2が多かった。投与群2は、真菌(酵母様菌)や大腸菌も多かった。
投与群3は、黄色ブドウ球菌が唯一検出されている。
投与群の中では、投与群1、投与群2が微生物汚染のレベルが高かった。
参考までに乳汁IgGと血清中のIgGを確認したが、微生物数と連動したものはなかった。
表11 投与群の投与終了時の乳汁中微生物数
表11 投与群の投与終了時の乳汁中微生物数
個別に比較すると…

●投与群の一般生菌数の変化
表12 投与群の一般生菌数の変化 図10 投与群の一般生菌数の変化
表12 投与群の一般生菌数の変化 図10 投与群の一般生菌数の変化
投与群の乳中の一般生菌全般は減少していた。