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アウレオバシジウム培養液の有効性

乳用牛:体細胞数が低減しました!!
乳用牛 体細胞数の変化の比較
平均体細胞数188万個/mLのウシにアウレオバシジウム培養液を投与したところ、3カ月で平均値が47万個/mLに下がっていた。(P<0.05 有意差あり)  また、体細胞数だけではなく、大腸菌などの汚染菌も減少していた。血液検査で正常範囲を大きく逸脱するような変動は見られず、アウレオバシジウム培養液投与による副作用はないと推察される。その安全性は消費者にアピールできるものであり、アウレオバシジウム培養液の投与は、ウシの健康維持のために有用であることが示唆されるものである。
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野菜:レタスが大きく育ちました!!
レタス レタス水耕栽培 収穫後測定結果
東京都で、6月~8月にかけて、レタスの水耕栽培に黒酵母培養液調整液を添加しました。投与は、水耕栽培中の濃度が5%になるよう常時調整しました。ハイポニカだけで黒酵母培養液調整液非添加の群は、重量平均39.8gだったものが、黒酵母培養液調整液添加+ハイポニカの群は、重量平均79.5gと2倍近い量でした。また、葉の数も非投与群は、平均18枚だったものが、投与群は平均31.3枚と1.7倍でした。夏に向かうレタスには過酷な時期の栽培でしたが、黒酵母培養液添加でレタスが元気に育ちました。
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トリ:産卵率が向上しました!!
トリ チャンキー種鶏産卵率の比較
鹿児島県で、6月~7月の夏に向かう時期にチャンキー種鶏に黒酵母培養液物を5週間投与しました。投与は、6000羽が飲む飲料水に40g/日 混合させました。非投与群:83%の産卵率、投与群:81.5%の産卵率でスタートしましたが、5週間の投与で、非投与群:74.7%の産卵率、投与群:76.2%と逆転する結果となりました。暑さにより産卵率が低下する中で、生産者に大変喜ばれております。
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ブタ:事故率が低減しました!!
ブタ 豚の事故率、体重増加率への影響
宮崎県で、7月~10月にかけて離乳子豚に黒酵母培養物を混合飼料に0.2%添加する方法を行いました。改善効果を期待して、投与群には、体重の小さいものを選んでいます。非投与群は、導入時の体重平均が13.4Kgだったものが、出荷時の体重平均は32Kgともともと体重の多かった投与群とほぼ同等にまで回復しています。また、この時の事故率は1%でした。出荷までの飼育期間の短い豚に、事故率の軽減、体重の増加が期待されます。
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子牛:子牛の下痢に!!
子牛 子牛2
宮崎県都城市で和牛20頭に黒酵母培養液を投与しました。まず、分娩の10日前に母牛に500mL飲ませました。次に、子牛に生まれてから1日1回30mLを7日間飲ませたところ、2週間たっても下痢症状はありませんでした。また、1日1回60mLを3日間だけ飲ませましたら、10日目に下痢がみられましたが、4~5日で自然回復しました。これまで、生育が遅れるなど農家を悩ませていた問題に一途の光がさした結果でした。
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βグルカン

アウレオバシジウム培養液とは

アウレオバシジウム培養液とは、食物繊維の仲間で多糖類の一種です。ここにご紹介する「アウレオバシジウム培養液」は、黒酵母(学術名:アウレオバシジウム)を特殊な条件の下で培養して得られるジェル状の物質です。日本国内の工場で培養しているこのアウレオバシジウム培養液は、化学的な精製や人工的な抽出は一切行っていません。唯一手を加えているのは、高温による加熱殺菌のみです。したがって黒酵母がつくりだしたそのままの、自然なバランスを壊さない物質であり、安全で安心といえます。また、アウレオバシジウム培養液は、1996年4月16日大蔵省発行の官報により「厚生省(現在の厚生労働省)告示第120号」として公式に告示されました。
*厚生省告示第120号:厚生省が「天然素材を用いた食品添加物」についてまとめたもので、正式には「既存添加物」というカテゴリーに分類されるものです。